インタビュー

スローガン

当社企業スローガン
「ココロも、カラダも、動かすマピオン」
制作者・仲畑貴志氏インタビュー

コピーライター/クリエイティブディレクター
仲畑 貴志(なかはた たかし)氏

1947年8月京都市生まれ。
日本を代表するコピーライターと称される存在であり、「目の付けどころが、シャープでしょ。」「ココロも満タンに、コスモ石油。」「愛情一本チオビタドリンク」など代表作多数。カンヌ国際広告映画祭金賞、TCC賞、ADC賞、毎日広告賞、日本宣伝賞山名賞、他多数受賞。東京コピーライターズクラブ(TCC)会長、宣伝会議コピーライター養成講座校長、事業構想大学院大学事業構想研究科教授。

——当社の企業スローガンを、どのように考えて頂いたのでしょうか?

今回マピオンさんから頂いたお話は、コマーシャルにのせるキャッチフレーズというよりも、スタッフ全員が拠り所にできるような企業スローガンがほしい、というものでした。ですので、特にマピオンの内なる部分に向けてメッセージする意識を強く持ちました。

よく見かける「希望」や「明るい未来」などの大きな言葉は良い言葉だけど、腑に落ちづらい。単なるお題目やお飾りに終わって役に立たないものではなく、スタッフの皆さんが自分たちへの問いかけとしても使えるコピーを目指しました。

マピオンは、これまで地図や「ケータイ国盗り合戦」など、ずっと人の移動に関わってきたのだと思います。おそらく、これからはただ移動させるだけでなく、そこに深みをもたせる仕掛けが必要になるでしょう。

今までに築いてきた価値をさらに増幅し、インサイドに語りかけるコピーが、マピオンには必要だと思いました。

——実際にどのようにしてコピーを考えてくださったのでしょうか?

コピーを考えるときは階段を一段一段あがっていくような理詰めのイメージではなく、ポンポンとクリエイティブジャンプで出てくる感じです。

まず、いまマピオンが社会に提供しているもの、商売しているもの、新しくつくりたいものの方向性などを基盤としたコピープラットフォームを築きます。スタッフの皆さんにも、マピオンに対するイメージや、これからこの会社をどのようにしていきたいか、について実に多くのコメントをいただくなど協力してもらいました。

一方で、これからどんな企業体に変わっていっても大丈夫なように気を配りました。ビジネスチャンスを自ら閉ざすのもナンセンスだし、様々な企業がビジネスを変化させて生き残っているように、会社はどんどん変わっていくべきですから。

このコピープラットフォームと会社が変わり続けていくことのバランスを考慮してクリエイティブジャンプさせました。

——企業スローガンをコピーライティングした当社に期待することはありますか?

今回の企業スローガンは、ただの精神論ではなく自己検証に使える言葉になっているので、日々の仕事で活用してもらって、いいサービスをつくったり、いい会社になっていってもらいたいですね。

たとえば、
その仕事は、「ココロも、カラダも、動かすか?」
そのアイディアは、「ココロも、カラダも、動かすか?」
その企画は、「ココロも、カラダも、動かすか?」
そのコンテンツは、「ココロも、カラダも、動かすか?」
など、この言葉が常にスタッフ皆さんに語りかけ、「ココロも、カラダも、動かすマピオン」の体現に繋がるとよいと思います。